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JOURNAL


安い土地を買わない方がいい理由
土地探しで一番失敗するのは、今、売りに出ている土地の中から選ぶことです。そもそも、自分が土地探しをする時点で良い土地が売れ残っていることは滅多にありません。住まい探しを始めた時に売りに出ている土地は、基本的に売れ残っている土地と思った方が間違いありません。

Yuichiro Noguchi
2023年4月7日


名作家具と暮らす
第二次世界大戦後のミッドセンチュリー期に生まれた家具は特に名作と呼ばれるものが多く、アメリカのチャールズ&レイ・イームズを始め、ジョージ・ネルソン、デンマークのハンズ・J・ウェグナーやアルネ・ヤコブセン、少し前の時代にまで遡ると、フランスのシャルロット・ペリアンやジャン・プルーヴ

Yuichiro Noguchi
2023年3月18日


照明は少ないほどよい
暗いより明るい方が良い。そう思うのは自然なこと。真っ暗では困るけど、程よい暗さが心地よいこともある。

Yuichiro Noguchi
2023年3月3日


コンビニとスタバの照明の違い
マイホームを建築中の方からよく照明プランの相談を受けるのですが、住宅メーカーや工務店の提案するダウンライトばかりの照明プランを見ると、ついつい「こんなにダウンライトは要らないですよ。」言ってしまいます。

Yuichiro Noguchi
2023年1月22日


デスクランプも電球色が良い
私たちが当たり前のように暮らしている家の明かり。特に子供部屋は明るいしたいと考えて、円盤型のシーリングライトやダウンライトにして、子供の勉強机に付いてくるデスクランプも当たり前のように青白い色のLEDランプや蛍光灯だったりします。はたして本当にそれが正解なのでしょうか?

Yuichiro Noguchi
2022年11月20日


インテリアデザイナーは単なる装飾主義者か
ある研究では ①白い壁の部屋、②木の壁の部屋、③両方を組み合わせた部屋 のそれぞれで過ごした患者の中で、③で過ごした患者が一番早く退院したという結果が出ており、無機質な空間よりもインテリアの多様性が体の治癒力を高め、寿命にも影響を与えることが実証されています。

Yuichiro Noguchi
2022年10月28日


豊かな照明文化とは
日本で欧米のような多灯分散型の豊かな照明文化が育たないのは、建築における照明の位置付けが設備機器の一部になっていることも原因の一つだといえるだろう。

Yuichiro Noguchi
2022年10月14日


電球色のすゝめ
最近の住宅の照明プランを見ていると照明器具の数がとても多いように思います。クライアントの要望に合わせて照明メーカーが作るプランから垣間見えるのは、とにかく明るく自然な色(太陽の下で見る色)に近づけたいというクライアントとメーカーの考え方です。

Yuichiro Noguchi
2022年9月30日


クオリティ・オブ・ライツ
住まいにおける『照明の質』をクオリティ・オブ・ライツ(Quality of lights、QOL)と名付けたい。
住まいの光環境が人に与える影響がどれほど大きなものなのか。世界の幸福度ランキング上位は照明先進国である北欧諸国が占めています。

Yuichiro Noguchi
2022年9月13日


照明で最も大切なのは壁を照らすこと(その1)
日本の住宅では天井を見上げると眩しいくらい照明があっても、部屋全体の印象はそれほど明くないことも少なくありません。何故なら人が部屋に入って最初に目にするのは正面の壁です。その壁が明るいかどうかで部屋の印象は決まります。

Yuichiro Noguchi
2022年7月15日


豊かな人生
さほど苦労もせずに手に入れたものには、モノと一緒に記憶の奥に消えていってしまっているのだ。反対に苦労して手に入れたモノには、それまでのストーリーも一緒に記憶に残る。「昔は良かった」という人が多いのは、その苦労した分だけ沢山の思い出が残っているからだろう。

Yuichiro Noguchi
2022年7月1日


LIVING WITH LIGHT
リビングの一角にフロアランプを置いて、読書スポットを作ってみるのもオススメです。部屋のコーナーに置かれたランプの灯りが集中力とリラックス効果をもたらし、座る椅子にも拘れば、快適すぎて読書の時間が欠かせなくなるほどです。

Yuichiro Noguchi
2022年6月17日


God is in the details
“God is in the details”(神は細部に宿る)とは、20世紀を代表するドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉。ミースは他にも、“Less is more”(少ない方が豊かである)という有名な言葉も残しています。

Yuichiro Noguchi
2022年6月3日


フラット化する社会
今やどこにいてもスマホ一つあれば、様々なエンタメやショッピングを楽しめるようになりました。ふとした時に周りを見ると電車の中はもちろん、カフェやレストランは当たり前、クルマや自転車の運転中さえスマホを手にした人ばかり。マトリックスのように完全なバーチャルな世界で生きているほど...

Yuichiro Noguchi
2022年5月20日


インテリアでもっとも重要なのは色
インテリアの基本の一つに”色”があります。「色は3色以内にまとめること」とよく耳にしますが、インテリアの色は大きく分けると3種類です。

Yuichiro Noguchi
2022年5月6日


グレアフリーデザイン
夜に住宅街を歩いていると突然センサーライトの光に照らされることがあります。また、街灯や門灯などの光も目にするのですが、それらの多くは光源が露出し、比較的目線に入る高さにあるので眩しさ(グレア)を感じることが多いと思います。

Yuichiro Noguchi
2022年4月22日


本当のヴィンテージマンションとは
建築は衣や食と違い、数十年という長い時間を経過しても存在し続けるもの。それゆえ時代のトレンドと共に風化しない普遍的な価値が求められるはずです。

Yuichiro Noguchi
2022年4月8日


インテリアのトレンド
トレンドといえばファッションを真っ先に思い浮かべる人は多いと思いますが、衣食住の中でも流行と遠い存在であるべきインテリアにも流行り廃りがあります。

Yuichiro Noguchi
2022年4月1日


ミニマリズムとマキシマリズム
真っ白な空間に最小限のモノと暮らす人をミニマリストだとすれば、様々な素材や色、沢山のモノと暮らす人をマキシマリストと呼ぶのでしょうか。

Yuichiro Noguchi
2022年3月25日


白い壁の功罪
1908年にアドルフ・ロースによる「装飾は犯罪」であるとの宣言に始まり、その後の合理主義やモダニズムによってそれまでのの装飾文化は衰退していくのですが、今の時代はその正反対にあるように感じるのです。

Yuichiro Noguchi
2022年3月18日


夜は暗い方がいい
現代社会では朝日と共に起きるのではなく目覚まし時計のアラーム音で目覚め、地下鉄で通勤して昼間でも屋内に篭って仕事や勉強をしたり、夜になると睡眠時間を削ってでもSNSや動画配信サービスを優先しています。

Yuichiro Noguchi
2022年3月11日


真っ白な建物
かつて豊かさの象徴であったシャンデリアも、今では無いほどに良しといわんばかりに無数のダウンライトが天井に埋め込まれていく

Yuichiro Noguchi
2022年3月4日


便利さと心地よさ
「便利なだけで何も感じないもの」と「心地よいけど不便なもの」人はこの2つの間で常に悩んでいるようだ。

Yuichiro Noguchi
2022年2月25日


自然が人にもたらす心地よさ
私たちは都会的で便利な生活を手に入れていますが、そのような世の中が人にとって本当に良い環境といえるのでしょうか。近年の過剰ともいえるキャンプやアウトドアの流行などは、そのような行き過ぎたストレス社会への反動のようにすら感じます。

Yuichiro Noguchi
2022年2月18日
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