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JOURNAL


ペンダントライトの適切な高さとは
「照明は天井にあるもの。」それは正にシーリング(天井)ライトの事を指しているのですが、ダウンライトが中心になる中で、最近はペンダントライトの需要が増えています。そこで見落とされがちなのが「ペンダントライトの高さ」です。

Yuichiro Noguchi
2022年2月12日


実はテーブルライトが一番使い勝手が良いのです
テーブルライトはリビングやダイニングだけに限らず、寝室やデスクなど様々な場所でも使える最も手軽で便利な照明ともいえるでしょう。上質なホテルの部屋にはデスクやベッドサイドにはテーブルライトが必ずと言って良いほど置いてあると思います。

Yuichiro Noguchi
2022年2月5日


ライティングは色で決まる
人も本来は他の動物と同じように朝の太陽の光を浴びて活動を始め、暗くなると寝床に着くというのが自然です。陽が落ちてからも太陽光と同じ光環境を作り出し生活するのは日常的にストレスを与えているようなもの。夜には夜に相応しい光環境を整えることは想像以上に大切なことなのです。

Yuichiro Noguchi
2022年1月28日


リビングにペンダントライトが向かない理由
日本人の多くは実家などで天井高くに取り付けられたシーリングライトや和室のペンダントライトのイメージが強く、照明は天井につけるものという固定概念を持っています。だからオシャレな部屋の照明というとシャンデリアやペンダントライトくらいしか思い付きません。

Yuichiro Noguchi
2022年1月21日


名作照明と暮らす『PHランプ』
独自の発想から生まれたポール・ヘニングセンの『PHランプ』は、当初から多くのモダニストらに支持され、20世紀を代表するドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエ、デンマークのアルネ・ヤコブセンやフィン・ユールといった巨匠たちが手掛けた建物でも数多く使われています。

Yuichiro Noguchi
2022年1月14日


流行の先にあるもの
日本ほど流行に敏感な国は他にないのかも知れません。欧米人と比較してみると、如何に日本人が流行に敏感であるかということがそのファッションや文化、国民性から窺い知れます。
ルイ・ヴィトンは世界的に有名なブランドですが、欧米でこのようなブランドがごく一部の富裕層向けです。

Yuichiro Noguchi
2022年1月7日


デンマークとデザインの深い関係
北欧といえば世界の幸福度ランキングに、フィンランド(1位)、デンマーク(2位)、アイスランド(3位)ノルウェー(6位)、スウェーデン(7位)と上位を独占していることで有名ですが、中でもデンマークはアルネ・ヤコブセンやハンス・J・ウェグナー、ポール・ヘニングセンなど数々の巨匠たちを

Yuichiro Noguchi
2021年12月31日


なぜ日本のインテリアは未熟なのか
使い捨てにされることが分かっているものには人はお金も手間もかけません。そのようにして作られるものは人を感動させることもないでしょう。

Yuichiro Noguchi
2021年12月24日


灯りで壁を照らす
「照明というと天井につけるもの」そんな固定概念がせっかくの夜の灯りを台無しにしている。
そのようにいうと言い過ぎに聞こえるかも知れませんが、そもそも何故照明が天井にあるべきなのか考えてみたいと思います。

Yuichiro Noguchi
2021年12月17日


心地よい暮らしの照明術
『心地よい暮らしの照明術』が誌面でも連載することが決まりました。地元・熊本の経済誌「くまもと経済」の別冊『espresso(エスプレッソ)』vol.28(12月末頃発行予定)から連載が始まります。

Yuichiro Noguchi
2021年12月10日


消費文化論
限られた資源を有効に使う発想こそがこれからの時代に相応しく、住まいにおいても使い捨てではない長く大切に使うことを前提にすれば、これまでとは違う購買活動が生まれます。そのようなユーザーが増えることで企業も大量生産・大量消費から発想の転換へつながるのだと思います。

Yuichiro Noguchi
2021年12月3日


インテリアとファッション
インテリア上級者のお宅には案外沢山のものが置いてあったりします。海外セレブのインテリアを見るとモノが多いだけでなく、それぞれの部屋毎に拘りやテーマがあったりして見るだけでも楽しく、そこから垣間見れるその人の内面はとても興味深いものです。

Yuichiro Noguchi
2021年11月26日


暗いのが好きという人はいません。
ルイスポールセンのPH5は本当に素晴らしい照明の一つです。しかし、それだけでは空間の明るさは十分ではありませんし、ただ天井に下げただけでは本来のPH5が持つ魅了の半分も生かすことが出来ていないのです。

Yuichiro Noguchi
2021年11月19日


余計なものはない方が良いのです。
少し前のTVドラマで会社経営者の男性が高級料理を一口食べただけでどんどん料理を消費していくシーンが描かれていました。「こうやってお店に沢山のお金を落として経済に貢献しているから良い事なんだ。」というセリフが印象的でした。

Yuichiro Noguchi
2021年11月12日


照明は床に置く
灯台や行灯の小さな灯りの室内は仄暗く、そのことを不便と感じるか風情を感じるかは人それぞれですが、何事も捉え方次第で変わるもの。谷崎潤一郎氏が『陰翳礼讃』に記したように、せっかくの仄暗さを愉しむ文化や風情が利便性によって失われていく様を案じる人もいます。

Yuichiro Noguchi
2021年11月5日


建築とインテリアとファッション
日本のインテリアは欧米と比較して数十年も遅れているといわれていますが、日本のファッションビジネスは90年代を境にマス化していき、今や世界規模に活躍するブランドやデザイナーも数多くいます。あのルイ・ヴィトンでさえも日本人デザイナーとコラボレートするほどになっています。

Yuichiro Noguchi
2021年10月29日


照明を選ぶなら電球色と昼白色のどちらが良いか
I wrote about the history of lighting in the previous column (https://www.inthelightinteriors.com/post/episode_56), but with economic growth, the lighting is brighter and the color temperature is also It's getting more expensive.
Fluorescent lamps have become popularized with economic growth that began in the 1960s, but as the economic growth of the right shoulder has stopped and the time is changing to be more efficient LEDs, the brightness and color temperature of the li

Yuichiro Noguchi
2021年10月22日


照明と経済の密接な関係
これまでの歴史を振り返ると夜でも昼間と変わらない明るさを手にすることは、まさに豊かさを手にしていることと同じ意味だったはず。
しかし、最近の住宅ではそれまでの蛍光灯の白い色から電球色へ戻りつつあります。

Yuichiro Noguchi
2021年10月15日


スターバックスが居心地のいい理由
近年ではオフィスの快適性が企業の人気や生産効率に影響を及ぼしたり、スターバックスコーヒーやサードウェーブコーヒーのような空間の心地良さにまで拘ることで、ブランディングや客単価の向上を図る店舗も増えてきています。
まさにモノが溢れる時代の新しい価値観といえるでしょう。

Yuichiro Noguchi
2021年10月8日


その人のためだけに
「ビスポーク」というのは、英語の「be spoken」が語源で、お店の人と顧客がじっくりと対話をしながら作っていくから「ビスポーク」と呼ばれています。ジョン・ロブやエドワード・グリーンといったブランドのようにオーダーメイドで作る靴をビスポーク・シューズといったりもします。

Yuichiro Noguchi
2021年10月1日


美しい天井を意識する
1874年創業のデンマークの照明メーカー、ルイスポールセンはグレアフリーをテーマに、1920年代には近代照明の父といわれるポール・ヘニングセンと共同でPHランプを発表するなど世界中の照明に大きな影響を与え続けています。

Yuichiro Noguchi
2021年9月24日


住まいのサステナビリティ
私たち日本人は古くなったり、「壊れたものは捨てて新しいものにした方が良い」といった考え方が一般的ですが、欧米の人たちにとっては「古くても使えれば問題ない」、または「壊れたら修理して使えば良い」といった考え方です。

Yuichiro Noguchi
2021年9月16日


豊かな灯りと暮らす
照明はないと不便ですが、とりあえず明るければ特に不満はないものです。住まいにおいて雰囲気の良し悪しは二の次で、とりあえず明るければ良いと考える人が圧倒的に多いのですが、住まいの照明にも”適光適所”という言葉があるように、ライフスタイルに合わせて計画・配置して方が良いのです。

Yuichiro Noguchi
2021年9月10日


暮らしを変える照明術
存在感のない光で照らされた無機質な空間よりも、愛着のある照明器具から放たれる温かみのある灯りを見て美しいと感じる人の方が多いと思いますし、均一に照らされた壁や床よりも光のグラデーションや陰影のある壁や床が良いという方も沢山いらっしゃるはずです。

Yuichiro Noguchi
2021年9月3日
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