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リビングにペンダントライトが向かない理由

  • 2022年1月21日
  • 読了時間: 3分

更新日:5 日前

照明をオシャレにしたいと思った時に、多くの人がイメージするのはオシャレなペンダントライト。しかし、ダイニングテーブル以外でペンダントライトが合う場所はあまりありません。天井に取り付けられたシーリングライトの暮らしに慣れた私たちは、照明は天井に付けるものという固定概念があります。だからオシャレな部屋の照明イメージする時も真っ先に思い浮かぶのが、シャンデリアやペンダントライトなのです。


シャンデリアの場合はそれなりの天井高が必要になるし、お金持ちの家にあるものというイメージもあって、一般的にはそれほど人気はありません。あとはペンダントライトしかないということで、照明メーカーのカタログにはペンダントライトだけはとても豊富に揃っています。


ただし、ペンダントライトの多くは、電球の明るさが100W以下。つまり、多くのペンダントライトは部屋全体を照らすほどの明るさはなく、食卓の上をちょうど良く照らす程度のもの。テーブルの上から60〜80cm程の高さに照明器具の下端がくるように設置するのが理想的で、そうすることで天板の上だけ適度に明るくなり、ダイニングテーブル周りがとても良い雰囲気になります。それ以上に高くすればするほどテーブル上の光はドンドン弱くなり、周囲に薄暗いぼんやりとした光が広がります。


ペンダントライトの床からの高さは、テーブルの天板の高さが70cmの場合で130〜150cmです。これを仮にリビングのコーヒーテーブル(約40cm)の上にあてはめると100〜120cmになりますので、相当に低いということが分かります。ちなみに壁掛テレビの中心の高さが床から100cmが一般的なので、テレビとペンダントライトの高さがちょうど同じということになります。


それではリビングにはどんな照明が良いのかといえば、『フロアライト』が最も適しているといえるでしょう。

フロアライトにも色んな種類がありますので、それぞれの部屋の大きさや用途に合ったものを選ぶ必要がありますが、一般的には高さ130cm程のものをソファの横に置くのが定番の使い方です。特にソファの背面が壁の場合は手元の灯りだけでなく、光が壁にあたり周囲を明るく照らしてくれるます。130cmの高さのフロアライトの光はソファに座った時には視線の少し上から手元を照らすのに丁度いい高さで、天井よりも低い位置にある光はそれほど強くなく、人に優しい柔らかな光が広がります。


あとは小さなテーブルライトや壁付のブラケットライト、間接照明など、それぞれ違う種類のいくつかの照明を組み合わせることで、様々な陰影のある雰囲気の良い空間が出来上がります。間取りがLDKの場合はそこにダイニングテーブルの上にペンダントライトを下げることで、宙に浮いたペンダントライトが丁度いい具合のアクセントになるのです。


照明はそれぞれ用途に合ったものをきちんと選んで使うことで本来の機能性と光の効用が引き出されます。単に空間全体を明るく照らすのではなく、それぞれ『必要な場所へ必要な光』を届けることをしっかり意識して選ぶと、同じ部屋でも全く違った印象になるはずです。




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IN THE LIGHT Lighting Design & Interiors

861-8001 熊本県熊本市北区武蔵ヶ丘1丁目15-16


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