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インテリアが大切な理由(後編)

更新日:2021年4月10日

(前編より続き)


日本は戦後復興から合理主義の元で経済成長を果たしてきました。今日でも住宅の多くはそのような思想を元に建てられ、その結果としてあまり個性のない画一的な住まいが多数を占めています。

今時の住宅は「シンプル・イズ・ベスト」と言わんばかりにどれも似たり寄ったり。外観や間取りこそ多少の違いがあっても、インテリアに関しては殆どが「白い壁とフローリング」といったスタイルが長く続いています。


しかし、欧米へ目を向けるとどうでしょう。色とりどりの壁の色に始まり、その人の趣が感じられる装飾や家具など、個性溢れんばかりのインテリアが数多く見受けられます。また日本人でも海外で生活したことがある方のお宅は皆さん個性的。日本と海外では文化が違いますが、その文化を育むのはそこに暮らしている人々です。つまり個性豊かな文化を育むのに住まいはとても大事な要素なのです。


人に様々な個性があるように、住まいにおいても個性がもっと反映されるべきだと思います。そうなることで、人々の感受性が高まり、文化的な発展が育まれやすい環境が生まれ、様々な価値観や考え方が共存できるような社会になるのではないかと考えます。


以前と違って今は人々の働き方や暮らし方も様々です。日本においても長く続いた経済成長の時代は終焉を迎え、それに変わる新しい思想や文化を育む必要があります。そろそろ過去のモダニズム的思想から脱却して、新しい価値観や考え方に基づいた多様な住まいづくりを始めてみる必要があるのではないでしょうか。



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ルイスポールセン

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