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執筆者の写真ノグチユウイチロウ

賢いお金の使い方

更新日:8月25日

世の中にはお金の使い方が上手な人と下手な人がい流と思いますが、単純にお金持ちだから上手、貧乏だから下手というわけではないようです。


お金があっても散財すればなくなってしまうように、お金持ちだろう貧乏だろうと、収入よりもたくさん使えば足りなくなるのは当たり前。それでは一体、どんな使い方をすれば良いのでしょうか。


お金の使い方は大きく3つに分けられます。1つ目に無駄にお金を使う「浪費」。2つ目は生活する上で必要なモノやサービスに使う「消費」。3つ目が将来のために使う「投資」です。お金持ちの人は「浪費」「消費」を少なくし、「投資」にお金を使うことが多い傾向にあります。


お金持ちの人が皆、あなたが想像するような豪華な生活をしているわけではありません。むしろ支出に厳しく、使う余裕がある分のお金しか使わないことが多い人も少なくありません。


お金の使い方はこれまでに受けてきた教育や習慣も影響します。お金の使い方が上手い人は、あれこれ色んなものにお金を使わず、身の丈に合わないものは買わなかったり、良いものを長く使うなど、量よりも質を重視する傾向にもあります。


また、お金の使い方が上手な人は、物事を長期的視点で考えられる特徴があり、購入する際には、「長く使えるか」、「使用頻度は高いか」といった費用対効果も考えています。また後の経験として生きてくるようなものも、長期的に見ると自分にとって得と判断される場合もお金を使うことがあります。


お金持ちであろうとなかろうと、お金の使い方が上手い人にとって無駄だと思える種類の買い物があります。


ある記事によると、数億円の現金資産がある人でも製造から5年や10年経った中古車を選ぶ人もいるそうです。新車の価値は製造から1カ月で10%、1年で20%減る。お金を賢く使う人ならそんな形での損失を出そうとはしない。中古車を買うことにこそ最大の価値が伴い、それをしばらく乗り続ければ大きな節約になると、彼らは知っています。


また、新車や高年式の車はあまりコストパフォーマンスが良いとは言えないかも知れません。数年ごとにマイナーチェンジを繰り返したり、約7年おきにフルモデルチェンジをするので、以前の型の車は古臭さが感じられやすく、その度に最新の車への買い替え欲求が高くなりがちです。特に人気車種は街でもたくさん見かけるので、余計にそのように感じやすいと思われます。


反対に外国車については、走っている台数自体が少ないこともあり、10年くらい古い型でもほとんど分からないなんてこともよくあります。但し、メルセデスについては外国車の中では比較的頻繁に見かけたり、特に最新のものに買い替えされる方が多い傾向にあるので、そういった面ではコストパフォーマンスが良いとは言えないかも知れませんね。


海外では古い車に乗っている人もたくさんいて、最新の車や高級車に対する憧れも日本人ほどは持っていないようで、あくまでも移動手段や道具としての意識が強いように感じられ、分不相応な車に乗っていることに対する嫌悪感みたいなものもあるように思います。


お金を上手に使う人は、クローゼットいっぱいにファストファッションブランドの服を詰め込んだり、壊れやすい安物を大量に買ったりしません。量ではなく質を重視し、周りに流されない勇気を持ち、消費主義とは積極的に距離を置いていることが多く、良質で長持ちするものにお金をかけるそうです。


海外の方と比べると日本人はトレンドに敏感で、ファッションにおいても流行に流されやすい傾向にあるようです。ベーシックな服はトレンドに流されず長く着れることが多いのですが、 ブランド嗜好が強く、空気を読んだり、同調圧力が強い日本では、ファッションも高コストなアイテムの一つかも知れません。


特に制服がある学校や職場の人は、好きな服を着て過ごす時間は週末しかないなんてことも。先に述べた「使用頻度」や「着用時間」で考えると、それほどたくさんの洋服は要らないのかも知れません。


反対に、お金の使い方が下手な人は、小さな出費が多くなりがちです。コンビニや100円ショップで使うお金の一つ一つは小さな出費ですが、たくさん買ったり、頻繁に利用すれば、いつも間にか欲しかったものが買えるくらいの出費になっているなんてこともあります。


また、お金の使い方が下手な人は、『セール』や『お買い得』などの言葉をきっかけに買い物をしがちです。特に『セール』では「その時に買わないと無くなってしまうかも」とか、「安いから」という理由で、それほど必要ではなかったものを買ってしまうことも少なくありません。

さらに、お金の使い方が下手な人の多くは、気持ちをコントロールするのが上手くありません。「欲しい」という感情に流され、必要のないものまで買ってしまう傾向があります。気持ちに流されてする買い物は、その時の欲求は満たしてくれるかもしれませんが、長い目で見れば、あなたに与えてくれる満足度は低いのではないでしょうか。


賢くお金を使うには、お金を使う時に少し先のことを考えてから使うかどうか決めると良いでしょう。目の前に欲しいものが現れた際には、それが自分の人生において必要なものかどうか考えるのも大切です。気に入ったからといって、その場ですぐに買うのではなく、一旦は立ち止まり、数日考えてみて、それでもやっぱり必要だと思うのか否か、自分に問いかけてみて下さい。


感情や欲求のままにお金を使うのではなく、「今すぐ必要なモノなのか」や「本当に買う価値があるモノなのか」、自身の将来を見据えて、しっかり考えてからお金を使うことが、本当に賢いお金の使い方といえるのではないでしょうか。



LIVING WITH LIGHTS | 心地よい暮らしの照明術

IN THE LIGHT Lighting Design & Interiors

861-8001 熊本県熊本市北区武蔵ヶ丘1丁目15-16


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