世界的に著名なヘアスタイリスト、ヴィダル・サスーンの最後の妻、ロニー・サスーン。デザイナーであり、美術史家である彼女が生涯にわたり、自身が収集してきた物たちの「Selection」がどのようになされてきたかを明らかにするために、過激なアート作品、デザインオブジェクト、住宅群を、類を見ない形で本書にまとめています。
イタリア人アーティストのルーチョ・フォンタナ、ピエロ・マンゾーニ、ミケランジェロ・ピストレット、アリギエロ・ボエッティら「グループ・ゼロ」や「アルテ・ポーヴェラ」といった芸術運動に属したアーティストの重要作品、イタリア人デザイナーのカルロ・スカルパやガエ・アウレンティ、オーストリア人デザイナーのフレデリック・キースラー、フランス人デザイナーであり建築家のジャン・プルーヴェといったミッドセンチュリーを代表するデザイナーの作品を含む唯一無二のコレクションです。
現在は、リチャード・ノイトラの邸宅に住み、自ら修復を指揮。コレクションの中心をなすのは、ロサンゼルスのリチャード・ノイトラによるレヴィット邸、コネチカット州のマルセル・ブロイヤーによるスティルマン邸II、ニューヨーク・ソーホーの象徴的なディーン / セグリック・ロフトという、3つの重要な邸宅。これらの建築物はそれぞれ、デザイン史におけるその時代と場所を定義しながら、現在あるオブジェによって再定義され続けています。
hardcover
224 pages
240 x 290 mm
color
2022published by AUGUST EDITIONS
Selection / Art, Architecture and Design from the Collection of Ronnie Sassoon
¥14,300価格
消費税込み |