1874年創業のデンマークの照明ブランド「ルイスポールセン」が、創業から150年を迎えた2024年に刊行したTF Chan著『Louis Poulsen: First House of Light』。ルイスポールセンの歴史、そして150年間にわたりブランドと共に光をかたちづくってきた偉大なデザイナーや建築家たちとのパートナーシップの裏側をアーカイブビジュアルや写真とともに振り返ります。
 
本書は、同社の豊かな歴史とアーカイブを掘り下げることで、何世代にもわたり発展してきたブランドの魅力的な物語を辿り、世界で最も唯一無二の存在感を放つ照明デザインハウスの一つである同社を包括的に魅せる一冊となっていて、ヴェルナー・パントンやアルネ・ヤコブセンといったミッドセンチュリーデザインを築いた重鎮とも呼べるデザイナーたちから、ガムフラテージといった現在活躍する最もクリエイティブな現代美術家やデザイナー陣によるデザインまで、本書を通して多くの人物が紹介されています。

デンマークを代表する照明メーカーとなるまでの軌跡が描かれた本書には、同社の200点以上のアーカイブ図面やイメージが収録されており、そしてそのほとんどが初公開のものとなっています。
 
hardcover
304 pages
240 x 320 mm
color, black and white
2024
published by PHAIDON