脱・ダウンライトのススメ

更新日:2021年4月10日

ショールームへ照明の相談に来られる方々によくお話しすることがあります。 それは””照明は天井に付けなくても良い”ということです。

一般に今時の住宅会社から提案される照明プランはダウンライトが中心で、アクセントとしてペンダントライトをダイニングや吹き抜け部分に使うような照明計画がほとんどだと思います。マンションについても同様で、部屋の中心に引掛シーリングというペンダントライトやシーリングライトを取り付けるような器具が付いていて、そこに合った照明器具を付けるようになっています。


それまで賃貸マンションやアパートで、シーリングライト(昼白色/5000K)の明るい灯りの中で暮らされていた方が、新しいお家になってダウンライトやペンダントライト(温白色や電球色)だけの新居に住み始めると、多くの方が部屋が少し暗いと感じられるようです。住宅会社の方も住み始めてから暗いといわれることが多いので、ダウンライトを始めとし、ますます沢山のダウンライトが付いた照明プランを提案されるのです。


私がそのような方々に最初にお話をするのは、スターバックスカフェや上質なホテルの照明です。そこではシーリングライトや昼白色の照明は全く使われていません。それでも暗く感じたりすることはなく、むしろ雰囲気や居心地が良いくらいのはずです。


実は住まいに関しても同様で、家だからといって昼間のような煌々とした照明が必要なわけではなく、夜には夜に相応しい灯りがあることを知ることが大事なのです。


ダイニングやリビング、寝室など自宅では座ったり、寝転んだりするなど、比較的低い位置で生活することが多いと思います。その中で本を読んだり、料理をしたり、TVを見たり、いろんなことをすると思いますが、案外、天井についた照明からは離れた場所で過ごすことが多いはずです。


一室一灯の部屋であれば、天井に一つ大きくて明るい照明が必要かもしれませんが、フロアランプやテーブルランプなどを使って、より手元に近い位置に照明を配置することで、手元の灯りはしっかりとれ、不要な場所には光が当たらないようになります。

そのような光と影のメリハリのついた陰影のある部屋こそが、単に明るい暗いではなく、人が心地良いと感じる部屋なのです。


人は本来、日没と共に徐々にリラックスモードに入るようなバイオリズムになっています。夕暮れ〜夜の灯りを満喫できる空間で暮らすことは、人にとって実はとても重要なことなのです。昼間のように天井から煌々とした光に照らされる部屋よりも、焚き火や蝋燭のような自然に近い灯りを、照明を使って上手に取り入れることで、本当に居心地のいい空間が生まれます。


世界中には沢山の照明や灯りの空間があります。それらを参考にして自分たちの暮らし方に合わせた照明計画をすれば、自宅がどこよりも居心地がよく、とても素敵な空間になることでしょう。




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