• Yuichiro Noguchi

デスクランプも電球色が良い

私たちが当たり前のように暮らしている家の明かり。特に子供部屋は明るいしたいと考えて、円盤型のシーリングライトやダウンライトにして、子供の勉強机に付いてくるデスクランプも当たり前のように青白い色のLEDランプや蛍光灯だったりします。はたして本当にそれが正解なのでしょうか?


今時は小学校から塾へ通うことも少なくなく、夜遅くまで勉強することもあるでしょう。また子供の生活スタイルも以前とは大きく変わってきています。スマホやゲーム機器の普及は勉強以外の時間をSNSやゲームなどが席巻してしまい、反面で家族や友達との生身のコミュニケーションを奪うことにも繋がっているようです。


実はスマホやゲームが人の脳を過剰に刺激することは研究によって少しずつ明らかになってきていますが、色温度の高い照明も脳を刺激します。昼間の太陽の光は6,500Kとかなり青白い光なのですが、昼間はその太陽光を浴びることで脳が刺激を受けて体と脳が活性化するのですが、夕方になる頃には太陽の光も2,000Kと色温度が徐々に低くなっていくのです。それに伴い、人の脳も徐々にリラックスモードに入り、夜は疲れた体と脳を休めて次の日に備えるというサーカティアンリズムというものを持っているのです。


しかし、電気の発明によって夜でも光を作り出し、今では昼間と同じ光環境を人工的に作り出すことが可能になりました。一見するととても便利なようですが、前述のサーカティアンリズムを考えると本来のリズムを無視した結果、脳に過度なストレスを与え続ける結果になってしまっているということが分かると思います。


そのような環境で暮らしているとちょっとしたことでもイライラしたり、他人に対して心の余裕を持ちづらかったり、集中力が持続しないなどの弊害が生じる上に、翌日の日中に本来のパフォーマンスを発揮出来ていない可能性もあります。また夜遅くまで仕事や勉強などにを勤しんでも、日中の行動で疲れた体や脳のままでは折角の機会を台無しにしてしまい兼ねません


しかし慣れというのは怖いもので、そのような生活リズムが当たり前の社会では日常的なストレスを改善するのではなく、ストレスを発散させる方でバランスを取るようになっているとも言えるのです。もしかするとそれが学校や職場でのいじめなどに繋がっている可能性もあるのかもしれません。たかが光環境がそのようなことに繋がっているとは誰も夢にも思わないかもしれませんが、その因果関係が全くないとも言えないのではないでしょうか。


人は環境に大きな影響を受けるものです。その環境を整えることはとでも重要だと思いますし、心地よい環境で暮らすことは便利なことよりも大切です。心地よさは人の心を穏やかにしてくれますし、心が穏やかであれば、他人にも優しく接することが出来るはずです。そのような社会が多くの人にとって本当に住みやすい環境だと言えるのではないでしょうか。



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